はじめまして、西平診療所で医師を務めます西平 守和です。
私は数ある医療の分野の中でも循環器への知見を深く学んできました。循環器内科は、主に急性心筋梗塞、狭心症、心不全、不整脈などの心臓病と全身の血管の動脈硬化の診療を担当する科です。
私は、循環器内科医として、心臓超音波検査3000例、カテーテル検査1500例、カテーテル治療を500例を行ってきました。
その中には、心肺停止で搬送されました方も数多くいます。
治療により自宅に元気に帰られた方がいる一方で、亡くなられた方もいます。そんな患者様のご家族に「先生、父は、もう少し早く病院に来た方がよかったんですか。」「母は、家で我慢しすぎたんでしょうか。」とよく聞かれます。微力ながら、数多くの救急医療現場に立ち会わせていただき思うことは、生死を分けたポイントは病院ではなく、来院前の日々の生活の中にあるということです。日常生活の中で胸の圧迫感、動悸、息切れ、足のむくみなどに気がついても様子を見られる方も多くいます。
心疾患は、日本人の死因の第二位であり、突然死の最大の原因ですが、早期の発見と治療により必ずよくなる病気です。多くの検査がありますが、循環器診療の中でもっとも重要な検査は、問診と身体診察です。患者様の何気ない訴えの中から、命に関わる症状を的確に見つけ出し、早期に発見・治療して今まで通りの生活を送っていただく。
私は、西平診療所の診療の中で、一人でも多くの方の生死を分ける現場に立ち会い、循環器疾患の早期発見・治療につなげたいと願っています。
私たちが全力でサポートします!