訪問診療とは、在宅において療養を行なっている患者様で通院が困難な方に対して、その同意を得て計画的な医学管理のもと、定期的に患者様のお宅に伺い診療を行うものです。予めいつ診療に伺うかを決めておくもので、往診とは異なります。訪問の頻度はご希望に合わせて調節が可能でございますのでお気軽にご相談ください。
※ 往診とは、体調が悪くて医療機関へ受診に行くことができない場合に、患者様もしくは患者様のご家族からの求めがあって、患者様のところへ伺い診療を行うものです。
Aさんは96歳の女性でした。高血圧、糖尿病、脳梗塞、認知症の持病があり自宅で車いす生活をしておりましたが、肺炎を起こし緊急入院されました。肺炎改善後に自宅でできるだけ過ごしたいとのご本人とご家族の希望があり、自宅に退院されました。
病院でほぼ寝たきり生活となっていたため、臀部に褥瘡が出来ていましたが、訪問看護ステーションに褥瘡の洗浄とガーゼ交換を指示し、訪問リハビリを開始しました。胃瘻も検討されましたが、嚥下リハビリも行い、現在ではとろみ食を経口摂取され栄養状態も改善しました。その結果、褥瘡はきれいに完治し、現在では、週3回のデイサービスを楽しんでおられます。
緊急時に備えて24時間連絡が取れる体制をとっています。安心の療養体制をサポートいたします。