訪問診療とは、在宅において療養を行なっている患者様で通院が困難な方に対して、その同意を得て計画的な医学管理のもと、定期的に患者様のお宅に伺い診療を行うものです。予めいつ診療に伺うかを決めておくもので、往診とは異なります。訪問の頻度はご希望に合わせて調節が可能でございますのでお気軽にご相談ください。
※ 往診とは、体調が悪くて医療機関へ受診に行くことができない場合に、患者様もしくは患者様のご家族からの求めがあって、患者様のところへ伺い診療を行うものです。
Bさんは78歳の男性です。高血圧、慢性腎臓病、貧血、腰痛症があります。身寄りがなく、腰痛がひどいため、主に自宅のベッド上で過ごされている方です。
腎性貧血に対するホルモン注射が2週間に1回必要なため、当院の訪問診療でホルモン注射を2週間に1回行っています。注射を開始後、貧血は徐々に改善し、現在では注射の頻度は月に1回となっています。訪問診療は月に1回ですが、それ以外の熱が出た時や、胃腸炎となった時には往診をさせていただいております。
緊急時に備えて24時間連絡が取れる体制をとっています。安心の療養体制をサポートいたします。