訪問診療とは、在宅において療養を行なっている患者様で通院が困難な方に対して、その同意を得て計画的な医学管理のもと、定期的に患者様のお宅に伺い診療を行うものです。予めいつ診療に伺うかを決めておくもので、往診とは異なります。訪問の頻度はご希望に合わせて調節が可能でございますのでお気軽にご相談ください。
※ 往診とは、体調が悪くて医療機関へ受診に行くことができない場合に、患者様もしくは患者様のご家族からの求めがあって、患者様のところへ伺い診療を行うものです。
Eさんは、統合失調症と診断された42歳の女性です。ときおり、幻聴や幻覚を認めていました。
当院で抗精神病薬の調整を行い、幻聴、幻覚は消失し、自宅での生活が可能となっています。日中は作業所に通い、お仕事をされております。お仕事により皆さんから感謝されながら、給与をもらうことができるようになり、ご本人もやりがいを感じています。
ときおり、精神状態が悪化して、不安定になることもありますがその際は内服薬の調整および精神科訪問看護の利用などで改善しています。
緊急時に備えて24時間連絡が取れる体制をとっています。安心の療養体制をサポートいたします。